最新のUV印刷機により、より美しく、より短納期に対応できます。ますます便利で頼もしくなりました!
6月4日に最新のUV印刷機を導入しました。
今後も更なる品質の向上を目指して、お客様のご要望にお応えしていきます。
UV印刷とは
主な印刷物は、油性インキを使って印刷されているものがほとんどです。
油性インキで刷られたものは、印刷面を空気に触れさせて時間を経過させることで乾かすのが一般的です。
従来の印刷方法ですと短納期の仕事などでは、乾燥が不十分な状態になってしまいますので乾燥時間によってはお客様の納品希望日より遅くなあることもあります。
UV印刷は上記のようなデメリットを解消してくれます。
UV(紫外線)と専用のインキを使用しUVがインキを速乾させるため、従来に比べインキ皮膜が強く耐摩耗性、耐薬品性に優れ変色や褪色が少なく優れた耐久性を発揮し、乾燥の時間も大幅に短縮できます。
表裏両面の印刷も、乾きを待たずに1日で仕上げることができるのです。
多彩な印刷表現が可能
幅広い印刷ニーズに対応可能な640mm × 940mmの最大紙寸法。A全版から菊全版まで対応でき、出版や商業印刷に威力を発揮します。また紙の厚さ0.04~0.6mm対応の中小ロットにも対応して今までにないデザイン表現が可能となりました。
従来のオフセット印刷で使用しているインキでは、印刷後の乾燥のために半日から1日程度が必要となり、インキを吸いこまない非吸収性の素材への印刷は不可能でした。
UV印刷では印刷工程で紫外線を照射することによってユポやピーチコートなどの合成紙、PP(ポリプロピレン)、PET(ポリエチレンテレフタレート)、アルグラスなどのアルミ蒸着紙などへの高品質な印刷が可能です。
UV印刷で環境にもやさしい
UVインクは無溶剤であり、大気中に溶剤を放散する事がなく環境に優しいインクです。
また、UVインキはVOC(※)を含んでいません。
また通常の印刷で必須のスプレーパウダーを使用しないので、電子部品関係や食品関係など、不純物の混入を避けたい印刷物や、PP加工など、各種表面加工の際にパウダーが残ると仕上がりに悪影響を及ぼす印刷物にも衛生的で最適です。
※VOCとは沸点が低く常温でも空気中に揮発しやすい有機化合物の総称で、
印刷溶剤に含まれるトルエンなどがあげられます。